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入れ歯のお手入れと取り扱い

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入れ歯はお手入れが大切

 
入れ歯は毎日使う大切な道具です。入れ歯がないと、しっかり噛むことができず、食事を楽しむことが難しくなります。また、会話の際に発音が不明瞭になったり、話しにくくなったりして、コミュニケーションにも影響を与えます。さらに、入れ歯を装着せずにいると、口の中の状態が変わり、入れ歯が合わなくなる可能性があります。入れ歯は一度作ると長期間使用するものです。快適に長く使うためには、毎日正しくお手入れを行いましょう。

入れ歯のお手入れ方法と注意事項

 
入れ歯も天然の歯と同じように、歯垢や歯石が付着することがあります。そのため、衛生的に長持ちさせるためには、適切なお手入れが重要です。毎日の清掃を習慣にし、食後には流水で入れ歯を洗い、専用のブラシで丁寧に汚れを落としましょう。
 
入れ歯のお手入れ方法

 
注意事項
入れ歯の材質は、落下などの衝撃に弱いため注意が必要です。
就寝時の取扱いは医師の指示に従ってください。
入れ歯は乾燥すると変形やひび割れを起こし、痛みの原因となります。
入れ歯の清掃に歯磨き剤を使用すると、入れ歯が傷付きます。
不衛生な入れ歯を使うと口臭の原因になります。
 

入れ歯が初めての方へ

 
入れ歯を徐々にお口に馴染ませる
入れ歯を装着してからしばらくの間は、「慣れること」と「調整すること」が必要です。入れ歯での食事や話し方に慣れ、痛みがある場合は、歯科医院で調整を受けながら、徐々にお口に馴染ませることが大切です。
初めて入れ歯を使う方は、多くの方が不便さを感じることがあります。しかし、入れ歯を装着せずにいると、入れ歯が合わなくなるだけでなく、残っている歯が移動したり、歯を支える骨(歯槽骨)が痩せてしまい、お口全体の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
入れ歯に早く慣れるためには、トレーニングが効果的です。特に「サ行」や「タ行」の発音が難しく感じることが多いため、話し方に慣れるためには、声に出して本を読むなどの発音練習をすることが有効です。また、食事も柔らかい食べ物や小さく切った食べ物から始めると良いでしょう。

入れ歯での食事のポイント

 
入れ歯に慣れるまでは、軟らかい食べ物や小さく切ったものから始めることが大切です。慣れてきたら、徐々に硬いものや大きなものへとステップアップしましょう。しかし、入れ歯では天然歯のように噛む力が十分に伝わらないため、硬い食材や繊維質の多い食べ物、噛み切りにくいものは、噛むのに時間がかかり、負担を感じることがあります。そのため、歯切れの悪いものは切れ目を入れるなど、調理の工夫が必要です。また、ゴマなどの硬い粒が入れ歯と歯ぐきの間に挟まると痛みを引き起こすことがあるため、注意が必要です。
 
入れ歯での食事の注意点

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