定期的に健診を受ける習慣が大事
歯の健康を保つには、「痛くなってから治療」ではなく、「問題が起こる前に定期的にチェックを受ける」ことが大切です。虫歯や歯周病は初期には症状が出にくく、定期健診によって早期発見・早期治療が可能になります。
また、口の健康は全身の健康とも深く関わっており、歯周病は糖尿病や心疾患などのリスクとも関連しています。噛む力が低下すれば、食事の質や栄養状態、さらには体力や認知機能にも影響します。
定期健診を習慣にすることで、お口のトラブルを防ぎ、健康寿命を延ばすことにもつながります。歯を守ることは、生活の質を保つための第一歩です。
自覚症状がない疾患を発見できる
定期健診では、歯科医師がお口の状態を細かくチェックし、自覚症状が出る前に疾患を発見することができます。早期発見ができれば、治療も軽く済み、歯を抜いたりするような大掛かりな処置を避けられます。
特に歯周病は「サイレントディジーズ(静かなる病気)」と呼ばれるほど進行が気づきにくく、重症化すると歯を支える骨が溶けて、最終的に歯が抜けてしまうこともあります。定期健診は、こうした重大なトラブルを防ぐための第一歩です。

口腔内を清潔に保てる

正しいセルフケアが身につく

生涯医療費の抑制につながる
